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(ブログ)精密入れ歯の作り方

2015. 10. 13.

大泉学園北口徒歩3分の歯医者 山中歯科の山中大輔です。

当院では、精密入れ歯やインプラントを用いた補綴治療、歯周病治療、虫歯治療、セラミックス治療などに対し積極的に取り組んでいます。また、しっかりした噛み合わせを回復することで、お口の中から健康長寿を達成して頂きたいと考えております。

このブログでは、当院の治療方針や取組み・院長の日常など、山中歯科をより知っていただくために様々な事を発信していきたいと思います。

新しいHPになり過去の投稿も見れなくなってしまったので、再度投稿していきます。

まずは「精密入れ歯の作り方」ですが、これは当院HPのコチラに詳細に記載しております。

 

当院が積極的に取り組んでいる治療のひとつに、精密義歯(入れ歯)があります。

精密義歯には設計・材料など様々な種類がありますが、一般的なものに金属床義歯と言われているものがあります。

義歯を使っておいしく・痛くなく物を食べるには、咬み合う力によってたわまない材料で義歯を製作する必要がありますが、樹脂(プラスチックのような材料・樹脂の中にも様々な種類がある)だけでは咬む力に耐え切れず、壊れてしまったり痛くなってしまうことがあります。そのような場合、金属のプレートによって補強した義歯(金属床)を提案することがあります。

 

私は大学・大学院時代に義歯専門の講座にいたこともあり、患者さんに使ってもらう金属床義歯を自分で製作した事がありました。当時、大学病院の義歯専門の技工士さんにご指導して頂きながら、四苦八苦した記憶があります。

 

金属床義歯の作り方

 

 写真の患者さんでは、磁性アタッチメントを応用した金属床を製作したのですが、自分で製作しなければ分からなかった事や、じっくり作業をする事で、食事をしたときの咬む力によって義歯がどういう挙動を示すのかイメージを持つことが出来ました。

 

入れ歯の作り方   入れ歯の作り方2

 

歯科医院では患者さんに使って頂くかぶせ物や義歯などは「技工士」という職業の方に依頼して製作してもらうことが多いのですが、「患者さんに使用してもらう物はできるだけ自分で作って調整して完成する」という思いが強かったので、当時はほとんどのものを自分で製作していました。自分で製作することで、技工士さんの苦労や製作方法を理解できるようになり、完成物のイメージを技工士さんと共有できるようになります。

 

義歯(入れ歯)治療は奥が深く、明確な治療基準がない分野なのですが、こういった経験の一つひとつが重要になってくるのではと思います。今後も義歯治療に力を入れていきたいと思います!

 

山中歯科 山中大輔
 

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