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(歯科ブログ)おすすめの歯ブラシ

2016. 10. 28.

大泉学園北口徒歩3分の歯医者  山中歯科の山中大輔です。

 

現在の当院では、メインテナンスに通っていただいている患者さん対して、

 

①歯周基本検査(歯周ポケットの深さを測ったり、歯の動揺を調べたりする検査)

②PCR(プラークコントロールレコード)とブラッシング指導

③歯垢と歯石除去

④PMTCもしくはナノケア(汚れが付着しづらくする)

 

を1時間~1時間半かけて行うようにしています。

 

「検査をしてクリーニングをする」とだけ言えば、わかりやすいのですが、実は虫歯や歯周病予防で最も大事になるのが、

②の項目だと考えています。

 

プラーク(歯垢)を染め出すことで、実際の「磨き残し」を目で見て確認してもらう事で、ブラッシングの意識を高めていくのが目的です。

 

プラークコントロール

 

上の写真を見るとびっくりされる方も多いと思います。

青く染め出された部分は数日間も歯の表面に付きっぱなしの歯垢、赤く染め出された部分は1~2日の間に付着した歯垢になります。

 

毎日ブラッシングしてるのに、多く染め出される患者さんも少なくありません。

どうして?と言う方も多いと思いますが、歯ブラシの当て方や力の入れ方歯ブラシ自体の選択などが悪い場合は、ブラッシングの方法を改善する必要があります。

 

さらに上の写真の青い部分の歯垢は、簡単に落とすことは出来ないほど、強く付着していますので、しっかり時間をかけて磨かないと(無理は力は必要ありません)、落とすことが出来ません。

 

メインテナンスの時だけ歯科医院で歯石を除去しても、毎日のブラッシングが出来ていなければ、虫歯や歯周病になるリスクは減らせません。

 

まずは患者さんの意識をご自身の口腔内に向けてもらい、(いきなり上手にできなくてもよいので)毎回ブラッシングの重要性を説明することで、口腔の健康への意識を高めて頂ければと思っています。

 

当院では、患者さん一人一人の状態(歯の並び方や残っている歯の状態)を見て、その方に合う歯ブラシやブラッシング方法を指導するようにしていますが、

 

歯の並びが悪い方・治療した歯(被せてある歯)が多い方・手を細かく動かせない方など、どうしてもブラッシングが困難な人もいらっしゃいます。

 

そんな方にお勧めしているのが、「ソニッケアー」という音波振動の電動歯ブラシになります。

 

ソニッケアー

 

毎分31,000回の高速振動と音波水流で歯垢を落としてくれる優れものです。

ソニッケアーHP (http://www.philips.co.jp/c-m-pe/oral-health-care

 

普通の歯ブラシではPCRの検査結果がなかなか良くならなかった方にソニッケアーを勧めたところ、かなり改善し維持できている事も少なくありません。

 

ネット通販や大手量販店などでも購入は出来ます。

歯科医院で販売しているタイプは、ヘッド(歯ブラシ部分)の形状を歯科医師や歯科衛生士が患者さんに合うものを選択できるように、本体とヘッドが別売りのタイプになります。

 

当院の受付にも見本が置いてありますので、お気軽に触ってみてください。

 

山中歯科 山中大輔

 

 

 

 

 

 

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